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シャンルウルファ(トルコ語:)、通称ウルファ()はトルコ南東部の都市でシャンルウルファ県の県都。アルメニア語ではウルハイ()またはルハ()、クルド語ではリハ()と呼ばれ、古代から中世にかけての西洋ではエデッサ(、en)の名でも知られた。ウルファはメソポタミア北部の街でユーフラテス川の東80kmほどの場所にある大きな盆地に位置する。気候は、夏は極めて暑く乾燥し、冬は涼しく湿潤である。ウルファの住民の多くはトルコ人だが、市街地から離れるとクルド人も多く、アラブ人も若干居住する。 == 名称 == ウルファの街は様々な名で呼ばれてきた。 アルメニア語ではウルハイ()、クルド語ではリハ()、シリア語ではウルハイ()、アラビア語ではルハー(アッ=ルハー(、アッ=ラハー)、ギリシャ語ではオルラ(、オッラ)、またはオルロア(、オッロア)と呼ばれた。 また、一時期はギリシャ語でカリロエ(、カッリッロエー)またはカリロエのアンティオキア(, )とも呼ばれた。東ローマ帝国時代にはユスティノポリス()とも呼ばれた。しかし、西洋で最も知られた名前は、セレウコス朝が付けたエデッサ()である。 かつてのトルコ語名はウルファ()であったが、1984年にトルコ大国民議会(立法府)で「シャンル」(、偉大な、栄光ある、などの意)の称号を頭に冠した「シャンルウルファ」が正式な都市名となった。これは祖国解放戦争におけるこの街の抵抗を記念したもので、近隣の都市の得た称号(アンテプの街が1921年に「戦士」を意味する「ガズィ」を付けてガズィアンテプに、マラシュの街が1973年に「勇敢な、英雄の」を意味する「カフラマン」を付けてカフラマンマラシュになっている)と同様の称号を得たいというウルファ出身議員の再三の要請に応えたものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シャンルウルファ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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